三洋電機は9月29日、同社滋賀事業所で建設を進めていた同社のHIT太陽電池モジュール工場の新棟が竣工したことを発表した。
滋賀工場は、2008年8月にHIT太陽電池モジュール工場として開所し、現在100MWの生産能力で稼動している。新棟は、2010年度より増産する太陽電池モジュールの建屋として建てられたもので、増産が完了すると、滋賀工場全体の生産能力は250MWとなり、同社二色の浜工場とあわせると国内生産能力は290MWになる予定。
建屋および付帯設備(太陽光発電システム50kW)の投資額は約16億円。新棟の建築面積は8230m2で、生産能力は2010年度で年産150MWを予定している。