リナックスアカデミーは、スマートフォン/Androidのアプリケーション開発を実習形式で学習する新コース「Androidアプリ開発コース」を開始することを発表した。

スマートフォンとしてはiPhoneのほかに「Android」に注目が集まっている。Androidは、GoogleがLinuxをベースに開発し、Open Handset Alliance(OHA)が発表した携帯電話用プラットフォームで、オープンソースソフトウェアであり、アプリをJavaで開発できることから人気が高まり、今後シェアを拡大していくことが見込まれている。また、それに伴いアプリ開発のマーケットも拡大が見込まれ、即戦力のAndroidアプリエンジニアの必要性が高まっていると同社は説明する。

同社は、2001年よりJavaプログラミング教育を開始してきた経緯があり、今回発表した「Androidアプリ開発コース」により、実習形式でさまざまなAndroidアプリを開発することで、そのスキル習得に加え、開発の楽しさやAndroidの将来性、可能性を体感しながら学習していくことが可能となる。

受講時間は25時間で、受講期間は5日間の予定。Javaプログラミングの基礎からAndroidアプリ開発まで学べる初心者のための新コース「Androidアプリエンジニアコース」も同時開講される予定となっている。

Androidアプリ開発コースの主なカリキュラムは以下の通り。

  • Androidとは
  • EclipseとAndroid SDKとの連携
  • エミュレータ
  • Android Debug Bridge
  • TraceViewの使用方法
  • アクティビティ
  • インテント/ビュー/レイアウト
  • 描画・サウンド
  • カメラアプリ
  • Google Mapとの連携
  • SQLite
  • アプリ開発演習

なお、同社では今後、年間4回~8回程度のコース実施を計画し、100名以上のAndroidアプリエンジニアの養成を実施する予定としている。