NECビッグローブは9月21日、法人向けクラウド型オンラインストレージサービス「BIGLOBEメッシュストレージサービス」を10月1日より提供開始すると発表した。

同サービスは、三重に冗長化されたデータストレージによって耐障害性を実現することが特徴とされており、SSL暗号化通信による盗聴防止機能が提供されるほか、IPアドレスやIDによる利用者のアクセス制限に対応する。

また、管理者は監査などで必要とされるアクセスログを専用のWeb画面から自身で入手することができる。

同サービスでは、ファイルアップロード時に必要とされていたID登録作業を不要とする「受取フォルダ機能」を用意。独自URLを生成とパスワード設定によって、利用頻度の低い利用者に対する利便性を向上させている。

「BIGLOBEメッシュストレージサービス」の月額利用料は999円~(複数法人共有型。複数コースから選択可能)で、最大で2TBまでのディスク容量拡張に対応する1法人専用型(「メッシュストレージST」:標準構成 月額26万2500円、「メッシュストレージHA」:高可用性構成 同44万1000円。ディスク増設時の利用料金は別途相談)も選べる(1法人専用型は別途初期費用が必要。価格はいずれも税込)。

「BIGLOBEメッシュストレージサービス」の利用イメージ

同社は「BIGLOBEメッシュストレージサービス」について、今後3年間で累計300社への導入を目指す。