Netcraftから2010年9月のWebサーバ調査報告「September 2010 Web Server Survey」が発表された。2010年9月にはレスポンスサイトが1,400万ほど増えるという急激な伸びを観測。そのうち1,000万サイト以上がApacheによって増えたものだと報告されている。
2009年2月になってから、Webサーバの総数は大きく変化している。まず、2009年2月にいきなり3,000万サイト以上、当時の割合にして16%以上もサイトが増えるという現象が観測された。これは中国のQQ.comがブログをパブリックにしたことが原因だと分析されている。しかし状況は1年経たずに急展開する。今度はQQ.comがブログをプライベートへ変換し、一気にホスト数が減少した。
その後、ホスト名ベースのインターネットは停滞を続けた。それが2010年9月の報告で一気に1,400万ほど増えた。2009年2月の3,000万サイト以上の変化というほどは急激なものではないが、それでも1,400万の増加はかなり大きな変化となる。QQ.comの増減がなかったものと仮定してグラフを伸ばしたあたりにある数にもどってきたことになる。