Java Programming Language |
JDK7のリリース計画が発表された。JDK7の登場は2011年中期、その代わりいくつかの機能はJDK8へ持ち越しとなる。Javaプラットフォームグループでチーフアーキテクトを務めるOracleのMark Reinhold氏は、JDKのリリースプランとして次の2つを掲げていた。
- プランA - 現行のJDK7案をそのまま進める。2012年中期でのリリース。
- プランB - 現行のJDK7案からまだ開発に時間が必要となるProject Lambda、Jigsaw、Coinの一部を抜いたものをJDK7としてリリース。この段階で抜いたものを加えたバージョンをJDK8としてリリースする。JDK7は2011年中期、JDK8は2012年後期でのリリース。
フィードバックではその多くがプランBを推しているという。これを受けてリリーススケジュールはプランBと発表された。プランBでもJDK7の登場にはあと1年の時間がかかる。JDK7で導入される主な新機能は次のとおり。
- NIO2の導入
- InvokeDunamics命令をサポートし動的型付け言語のサポートを強化
- 並列サポートの改善
- コレクションの改善
- XMLスタックの改善
- クローズ可能なURLクラスローダの導入
2012年に登場するJDK8から次の機能がサポートされることになる。
- 仮想マシンレベルや言語レベルでのモジュールプログラミングの実現
- 型アノテーション導入
- クロージャ導入
- Swingアプリケーションフレームワーク導入