Google - Family Safety Center |
インターネットが生活に及ぼす影響はますます大きなものになっている。めまぐるしい速さで発展するネットワーク関連技術と日々登場する新しいサービスは、直接こうした技術に関係しているいないにかかわらず、生活に影響を及ぼしている。しかし同時に、大きな懸念も生まれている。そうした懸念のひとつが、子供の教育とインターネットである。
インターネットに関する学習が教育において無視できない重要な位置を占めることは間違いのないところだが、子供にとって有害なコンテンツへのアクセスを許可しかねないという側面も持っており、手放しでアクセスできる端末を与えていいものか悩ましい。かといってまったく利用させないというのも、今後の情報社会を生きていく上で問題がある。
Googleはこうした親や教育関係者向けの新しいサービスGoogle Family Safety Centerを開始した。Google従業員でありまた子供の親でもある方の意見やアイディア、アドバイスをまとめたサイト。また、子供に対して安全に運用するためのツールの紹介や設定の紹介、子供向けのセーフティサービスを提供している企業へのアクセスを提供している。
アドバイスには、たとえばPCの利用を時間制限にするとか、ベッドルームにはPCを持ち込ませない、履歴をチェックする、ソーシャルネットワークのプロフィールをチェックするなどがある。どれがいい、どれが悪い、ということではなく、実際に実施している方法を知ることで、自分のところではどういった教育方針をとるのかという参考になればいいというスタンスをとっている。
今のところ提供されているサービスは英語圏のみであり、コンテンツも英語に限定されている。日本向けに同サービスが登場するかどうかはわからない。