日本アイ・ビー・エムは9月14日、中堅企業向けデータウェアハウス専用アプライアンスの新製品「IBM Smart Analytics System 1050」、ユーザースペースを拡大した「IBM Smart Analytics System 2050」の提供を開始した。
IBM Smart Analytics System 1050は、OLAP機能、マイニング機能、「IBM Cognos 8 BI」によるビジネス・インテリジェンス機能を搭載しながら、利用可能なユーザースペースを最大3.3TBとすることで、価格が抑えられている。
IBM Smart Analytics System 1050 |
操作面では、常に分析処理の統計を蓄積して頻出するデータ列を記憶して活用する「自動チューニング機能」により迅速な分析結果の抽出が可能になったほか、アイコンによる操作で作成されたグラフやレポートなどを簡単にオフィス・ソフトに挿入することができるなど、使いやすさが工夫されている。
同製品の搭載可能なストレージ容量は600GB~6TB、メモリは16GB~24GBで、価格は491万8,400円からとなっている(税込)。
IBM Smart Analytics System 2050は、利用可能なユーザー・スペースが3.3TBから13.2TBとなっており、価格は1203万7,800円から(税込)。
IBM Smart Analytics System 2050 |