雑誌『+DESIGNING』、雑誌『Web Designing』、『マイコミジャーナル』の3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第60回は、フォトグラファーの吉永和志が登場。
吉永和志プロフィール
広告代理店のスタジオアシスタントを経て、独立。ナチュラルテイストのイメージ、ポートレート写真で雑誌・広告・webなどで活動中。第20回コダックチャレンジフォトコンテスト副会長賞受賞、第24回フジスタジオスタッフフォトコンテスト入賞、2010年 東洋経済社 主催 環境報告書優良賞受賞。『玄関スタジオ Re:form』で自分がセレクトしたさまざまな雑貨を紹介。
Q&A
--この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?
吉永和志(以下、吉永)「大学の卒業間近になって、就職相談室にある会社案内の冊子を見ていて、職種ってこれだけじゃないよな、って思って大学の学部とは関係のない、簡単にできそうに思えた写真を撮る仕事をしてみようという、軽い考えで始めました」
--これまでで一番思い入れのある仕事は? その理由や思い出を教えてください。
吉永「個人的に雑貨を撮り始めて一年ぐらいしてから、『よし! これから雑貨を撮影する仕事を始めよう』と決めた日に電話がかかってきた仕事。ブログの写真の感じで、という依頼が来て、やってて無駄じゃなかったんだと思いました」
--この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?
吉永「もっとうまく撮りたいということはいつも思っていますが、辞めようと思ったことはありません」
--これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?
吉永「自分が選んで撮影した雑貨を紹介する書籍を出したいです」
--愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。
吉永「大学の時からの友人に作ってもらった名刺。ショップのカードのようで自分の写真を貼って紹介出できるようになっているところが、気に入っています」
--尊敬している人を教えてください。
吉永「たくさんいますが、写真でいうと、アシスタントの時に付いていた 広告などで活躍されているフォトグラファーの森本徹也さん。技術云々より何が良い写真なのかという、写真のセンスに関することを教えてもらいました」
--アイデアを練る場所、時間などを教えてください。
吉永「朝、歩いているとき」
--1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?
吉永「ブログを頻繁に更新している時です(笑)」
--理想的なオフの過ごし方は?
吉永「あまり意識したことがありません」
--趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。
吉永「雑貨屋巡り。朝、歩くこと。夜、黒酢を飲むこと」
--お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?
吉永「お酒は大好きですが、ほとんど飲みに行きません。家では350mlの缶を奥さんと分け合って飲んでます」