毎日コミュニケーションズは、これからプログラミングを始める人やWebデザイナーなどに向けたPHPの入門書、『よくわかるPHPの教科書』を2010年9月14日に発売する。
同書は、初心者向けにフルカラーの誌面と解説で、わかりやすさを追求しており、プログラミングが苦手という人にも読みやすいように工夫されている。
同書の「Part1」では、コンピュータを使わず、身近な文具を使ってプログラムの考え方を学ぶ。コンピュータの操作から離れたところからスタートすることで、プログラムの本質を理解しやすくしている。「Part2」ではPHPの勉強をするための準備を行い、「Part3」では、PHPの文法の基本を学ぶことができる。「Part4」ではデータベース(MySQL)と、SQLを使ったデータベースの操作方法を学習する。データの挿入、変更、削除、検索といった基本の操作から、条件付きの検索や集計、リレーションなどが解説されている。「Part5」では、それまでの内容を組み合わせ、実用的なシステムを制作。ここで制作するのは、商品の登録、一覧、編集、削除をひととおり行う商品管理のシステムと、会員管理の機能を備えたTwitter風のひとこと掲示板。これまで学んだ内容に加え、利便性やセキュリティを高めるような応用的なプログラムも解説されている。最後に、ライブラリ(「PEAR」)やフレームワーク(「CakePHP」)の使い方も説明されている。
なお、同書は、PHP5の解説書で、解説は、Mac OS X、MAMP、Safariで行っている。また、XAMPP 1.7.3、MAMP 1.9を使用している。