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使い慣れたブラウザで利用するメニュー項目は特定のものだけに絞られてくる。よく使うメニュー項目はそれほど多くない。マウスジェスチャーやショートカットキーを使うようになれば、メニューから利用する機能はさらに少なくなる。ブラウザのUIもメニューを排除し必要最小限のメニュー項目に絞る傾向にある。
メニューを表示させたときに自分が使わないメニュー項目があるというのは、必要なメニュー項目にたどりつくまでの邪魔になる。しかし、Firefoxはこうしたメニュー項目の表示・非表示を切り替える設定は提供していない。どのユーザも利用すると考えられるメニュー項目が表示される仕組みになっており、好みに合わせた変更はできない。
How to Edit the Context Menu in Firefox - Make Tech Easierにおいて、こうした場合に利用できるエクステンションが紹介されている。Menu Editorと呼ばれるエクステンションで、その名のとおり、Firefoxの各種メニューを編集する機能を提供する。Menu EditorをインストールしたらMenu Editorの設定ダイアログを開いて、それぞれのメニューを変更すればいい。
Menu Editorで編集できるメニューはコンテンツ表示エリアでマウスの右ボタンをクリックして表示されるコンテキストメニューのみならず、ブラウザ上部に設置されているメニューも変更可能。執筆段階では履歴メニューとブックマークメニューには対応していない。
人間は色や形といったものは比較的すぐに見分ける傾向にあるが、メニューに掲載されている文字列を一瞬で判別するといったことは難しい傾向にある。このため、自分が使わない機能がメニューに掲載されていると実際に利用したいメニュー項目にたどり着くまで時間がかかるようになる。Menu Editorを利用すると自分が使いたいメニュー項目だけを表示させることができ作業効率を上げることが可能になる。なお、Menu Editorを無効にするか削除すれば、編集したメニューは元に戻り、デフォルトの状態へ戻る。