Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Chrome安定版がChrome 6系へアップグレードされた。右端のボタンメニューから「Google Chrome について」を選択してバージョンを確認すれば、6系へアップグレードされていることを確認できるはずだ。Chrome 6はUIの変更も含めて機能の面でもアグレッシブに開発が進められたバージョン。使い勝手が変更された部分も多く、変更点や新機能は簡単にでもおさえておきたい。

Chrome 6における主な新機能は次のとおり。

  • WebMビデオの再生機能搭載。
  • 組み込みPDFビューアの搭載。ただしデフォルトでは無効になっている。chrome://pluginsで画面を表示し、Chrome PDFビューアを有効にすれば機能する。
  • ボタンメニューを単一化。これまで右端に2つ用意されていたボタンメニューがひとつに統合されている。これまで、どちらのメニューに含まれているかわからず何度もメニューを開き直すことがあったが、これでそういった不要な作業が必要なくなる。
  • Goボタンの廃止。Goボタンが廃止されたことでこれまでよりもすっきりとしたUIになっている。
  • アドレスバーにおける「http://」表示の廃止。この結果これまでよりもアドレスバーに表示できるURLの長さが長くなっている。
  • ブックマークボタンを右へ移動。またブックマークの表示をCtrl-Shift-bのショートカットキーで切り替え可能。
  • オートフィル機能の有効化。複数のフィールドの入力を記録しておき、1個所入力されたら連動してほかのフィールドの内容もまとめて補完入力されるようになる。
  • Gmailのアカウントを使った同期機能の搭載。設定、ブックマーク、エクステンション、オートフィルデータなどを同期可能。
  • 長いURLのリンクのうえにマウスポインタを3秒おいておくと、ステータスバーに表示されるURLが長いURLに展開されるようになる。

http://表示の省略とメニューボタンの単一化

ブックマークボタンは右へ移動。ブックマーク表示はCtrl-Shift-bのショートカットボタンで切り替え

同期機能を標準搭載。設定、ブックマーク、エクステンション、オートフィル設定などを同期可能

長いリンクの上にマウスをおいておくと、3秒後にステータスバーに表示されるURLが展開された表示になる

WebM再生をデフォルトでサポート

標準では無効になっているがPDF閲覧可能。chrome://pluginsからChrome PDFビューアを有効にする

Googleは今後、1カ月半をベースにChromeのメジャーアップグレードを実施していくとしており、約2カ月後には最新の機能が利用できるようになるという。