米Crossbeam Systems 代表取締役兼CEOのMike Ruffolo氏 |
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは9月7日、クロスビーム・システムズ・ジャパンと提携し、同社のハードウェアを採用した統合アプライアンス・ソリューションをリース形式の月額料金体系で提供すると発表した。
クロスビーム・システムズ(Crossbeam Systems)は、ネットワーク・セキュリティの統合アプライアンスを提供するベンダー。ブレード型のネットワーク・セキュリティ製品「X-シリーズ」などを開発/販売しており、通信キャリアをはじめとする大規模ネットワーク環境を有する企業を中心にソリューションを展開している。
今回両社が発表したのは、そのX-シリーズの上にチェックポイントのソフトウェアを搭載して提供する「Check Point Integrated Appliance Solutions Blade Hardware」。ブレード型のX-シリーズを基盤としているため、集約性と拡張性に優れ、パフォーマンスも高いという特徴がある。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ 代表取締役社長 杉山隆弘氏 |
ソフトウェアはチェック・ポイントの製品ポートフォリオの中から選ぶことが可能。サポートサービスも、ハードウェア面の問題も含めてチェックポイントがワンストップで24時間365日体制で提供する。また、料金体系はリース形式による月額料金制になっており、主なターゲットとしては、マネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダーを想定している。
筺体は、モジュール・スロットを7つ備えるX45と、モジュール・スロットを14備えるX80の2種類から選択できる。価格は構成によって異なるが、参考構成として提示されたモデルはX45で月額50万円程度、X80でおよそ月額100万円程度となっている。