KDDIと日本インターネットエクスチェンジ、NECビッグローブ、ニフティ、朝日ネット、ヴェクタントの6社は9月1日、IPv6インターネットのローミングサービス提供を目的とした新たな事業会社「日本ネットワークイネイブラー株式会社」を8月30日付で共同で設立したことを発表した。
この新会社は、今年の2月にKDDIと日本インターネットエクスチェンジが設立した企画会社(ブロードバンドアクセスエクスチェンジ企画株式会社)が実施した第三者割当増資に上述の6社が応じたものとされており、出資比率はそれぞれKDDI: 55%、日本インターネットエクスチェンジ: 9%、NECビッグローブ: 9%、ニフティ: 9%、朝日ネット: 9%、ヴェクタント: 9%となる。
KDDI、BIGLOBE、ニフティ、朝日ネット、ヴェクタントの5社は今後、IPv4枯渇後の継続的なインターネット接続環境の提供を目的として、日本インターネットエクスチェンジのサービスを利用したIPv6の早期普及を目指す。