エプソントヨコムは9月1日、ジャイロセンサ「XV-3700CB」を開発、量産を開始したことを発表した。

高感度、広検出範囲を実現したジャイロセンサ「XV-3700CB」

同製品は、同社の従来品「XV-3500CB」の低ノイズレベルと自社技術である「QMEMS」技術による高ゼロ点安定性を継承するとともに、公称感度が0.8mV/(°・s-1)の高速モード(検出範囲:±1500 deg/s)と3.624 mV/(°・s-1)の低速モード(検出範囲:±300 deg/s)の2モードを同時に出力することで、広い動作範囲を高精度に検出することを実現している。

これにより、人間の行動、運動解析やRCヘリコプターなどの姿勢制御を正確に検出するモーションUIの入力デバイスとして、各種コントローラや3Dマウスなど、モーションセンシング用途を目的とした機器の性能を向上することが可能となると同社では説明している。