ナナオは、同一画面内のモノクロ画像とカラー画像の表示エリアを自動判別し、個々を最適な状態で再現する29.8型医用画像表示ディスプレイ「EIZO RadiForce RX430」を発表した。価格はオープンで、11月1日より発売する。
同社によれば、同一画面内のモノクロとカラー画像のハイブリッド表示は世界初だという(Hybrid Gamma機能を搭載した医用画像表示ディスプレイとして)。これは、EIZO独自の技術Hybrid Gamma機能(特許出願中)によるもの。また、400万画素の情報量を1台のワイド画面に高輝度・高コントラストで表示でき、作業中の画面を妨げることなく輝度や階調調整を実現するIntegrated Front Sensorや自動で節電を実現する人感センサーを内蔵する。
そのほか、使用環境に合わせて、AR(Anti-Reflective)コーティング仕様、アンチグレアパネル仕様、アンチグレアパネルでフリーマウント・保護パネル付き仕様の3モデルが用意されている。
パネルはカラーTFT液晶パネル(IPS方式)、推奨解像度は2,560×1,600ドット、視野角は水平/垂直いずれも170度、輝度は1,000cd/平方メートル、コントラスト比は1,100:1、応答速度は20ms、インタフェースはDVD-I×1、DisplayPort×1、USB 2.0×2。外形寸法は、ディスプレイ部分がW720×H498×D119mm。