9月18日(土)より、パナソニック電工 汐留ミュージアムにてバウハウスのキッチン関連の作品を200点紹介する「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン」展を開催する。

ゲルハルト・マルクス 「コーヒーメーカー」1925年頃(左)、「マイスターハウスの使い方[フィルム]」1926年(右)。ともにデッサウ・バウハウス財団蔵

1919年に、「すべての造形活動の最終目的は建築である」という理念のもと、職人的な技術力も備えた芸術家を育てることを目的とした教育機関として、ドイツのワイマールに誕生したバウハウス。

近代ヨーロッパにおいて、特に1920年代以降、家庭生活の現場での女性の労働を少しでも改善しようとする道具、家具、機器、デザインが次々と開発され、現在にまで繋がる合理的生活スタイルの原型がバウハウスにて提案されている。

同展は、「キッチン」という身近なテーマにスポットライトを当て、バウハウスのキッチン関連の作品をポットからティーストレイナーなど計200点を紹介。会場内には、グロピウスの設計による教授陣邸宅の一つであるオスカー・シュレンマー邸のキッチンが、1/1サイズで再現されるとのこと。

展覧会の詳細はこちらより。

バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン展

会場 パナソニック電工 汐留ミュージアム
会期 9月18日(土)から12月12日(日)
開場 午前10時より18時まで(入館は17時半まで)
休館 月曜日(但し9月20日、10月11日は開館)
入場料 一般700円、大学・高校生500円、中・小学生300円