ブラザー販売は、ビジネス向けプリンタ・複合機「ジャスティオ」シリーズの新機種として、新たに自動両面印刷に対応したA4モノクロレーザープリンタ「HL-2240D」と「HL-2270DW」を発表した。「HL-2240D」が11月中旬より、「HL-2270DW」が11月下旬より出荷が開始される予定。価格はオープンで、同社のWeb直販サイト「ブラザーダイレクトクラブ」の販売予定価格は、「HL-2240D」が18,000円前後、「HL-2270DW」が28,000円前後。

「HL-2240D」はUSB 2.0接続のみで、「HL-2270DW」は、USBに加え有線/無線LANにも対応する。

「HL-2240D」

「HL-2270DW」

「HL-2240D」は「HL-2140」、「HL-2270DW」は「HL-2170W」のそれぞれ後継にあたる。新製品では、同社の普及機クラスのレーザープリンタとして初めて標準で両面印刷に対応したほか、従来の21枚/分から26枚/分へと、印刷スピートの高速化を図っている。また、スリープ時の消費電力を0.9Wに抑えるなど、環境に配慮した設計になっており、待機時の消費電力は「HL-2240D」が従来機の5分の1以下、「HL-2270DW」が従来機の7分の1以下に低減されている。そのほか、従来機同様、手差し/カセットの2way給紙、正面/背面の2way排紙に対応している。

主な仕様は、解像度が2,400×600dpi、最大給紙枚数が251枚、外形寸法/重量は、W368×D360×H183mm/7.0kg。HL-2270DWのネットワーク機能は、10/100BASE-TX有線LANとIEEE802.11b/g無線LANに対応する。対応OSは、Windows 2000/XP/Vista/7、Windows Server 2000/2003/2008/2008 R2、Mac OS X 10.4.11以降。