日本ブランド戦略研究所は8月30日、日本企業232社のWebサイトの価値に関する調査結果を発表した。同調査では、企業のWebサイトの価値を金額で表し、それに基づいてランキングを発表している。

同調査は、2010年3月期またはその直近の1年間の決算報告書による財務調査とインターネットによるアンケート調査によって行われた。回答者は全国の一般消費者で有効回答数は1万8,600人。

今回トップとなったのは、昨年第2位だったパナソニック(電工含む)で、その価値は811億5,100万円と試算されている。これに、本田技研工業、NTTドコモ、全日本空輸、トヨタ自動車が続く。

昨年トップだった全日空は第4位に陥落した。自動車・バイク業界ではこれまでトヨタがトップを保持していたが、今回初めて昨年第6位だったホンダが同社を上回った。

トップ10の企業は以下のとおり。

順位 企業・ブランド名 Webサイト価値(百万円)
1 パナソニック(電工含む) 81,151
2 本田技研工業(ホンダ) 66,133
3 NTTドコモ 65,495
4 全日本空輸 58,199
5 トヨタ自動車 57,407
6 JTB 55,549
7 フレッツ(NTT東日本) 42,662
8 JR東海 42,656
9 日本航空 41,073
10 サントリー 39,254

左から、企業のWebサイトで最も価値があるパナソニックのサイトと2番目に価値があるホンダのサイト

左から、企業のWebサイト価値ランキング第3位のNTTドコモのサイト、第4位の全日本空輸のサイト、第5位のトヨタ自動車のサイト