米Microsoftは8月27日(現地時間)、Windows Live Essentialsベータ版に含まれる同期サービスの正式名称を「Windows Live Mesh」にすると発表した。

6月にWindows Live Essentialsのベータ版を公開した時に、同社はWindows Live SyncにLive Mesh ベータ版を統合し、Windows Live Syncベータ版として1本化した。正式名称については、リモートデスクトップやクラウドストレージが含まれるなどファイルを同期(sync)する以上のサービスであるためLive Meshを採用することにしたという。ベータ期間終了後に名称が変更される。

同社は、Live Meshのいくつかの改良・機能強化も明らかにした。まず同期用クラウドストレージの容量を、Live Syncベータ版の2GBから5GBに拡大する。ベータプログラムにおいて1.5GB以上を使用しているユーザーはわずか2%だというが、Live Meshベータ版では5GBの容量を提供しており、ごく一部のユーザーが全てを使い切っていた。また、これまで対象外だった隠しファイルの同期が可能になるほか、同期フォルダでアップデートされていないファイルをリストで確認できるようになる。

PCに同期されていないファイルをリストアップ

パフォーマンスも改善され、アプリケーションのロード時間が半分になり、アイドリング中のCPU使用が約30%減少する。