Python 2.6系、最後のメンテナンスリリース

Python 2.6系の最新版となるPython 2.6.6が公開された。Python 2.6.6は最新のメンテナンスリリース。コアコード、ライブラリからドキュメントにいたるまで多くのバグ修正が実施されている。Python 2.6系はこのリリースが最後のメンテナンスリリースとなり、以後はセキュリティフィックのみが実施されるセキュリティブランチとなる。最終的なサポートは2013年10月まで。

公開された成果物はソースコードのほか、Windows用のインストーラが公開されている。LinuxやFreeBSDなどのOSはそれぞれのパッケージ管理システムを利用してのアップグレードが便利。

これで、現在進行中のメンテナンスブランチはPython 2.7系となる。Pythonは言語的に大きな変更が実施されたPython 3系の開発が進んでいる。2系と3系では言語的に仕様が異なるため、移行するには変換などの処理が必要になる。