富士通は8月26日、プライベートクラウド環境向けの運用/管理ソフトウェア「クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア V1」の販売を開始したと発表した。

同製品は、仮想化をベースとしたICTインフラに対する運用/管理の自動化や、システムリソースの見える化を実現するためのソフトウェア。同社の「Systemwalker」と「ServerView」の技術を基に開発されており、ICTリソースをプール化して管理する機能や、リソースの使用状況を表示する機能、仮想マシンのオンデマンド提供機能、仮想マシンの利用申請ポータルなどが搭載されている。

クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア V1の画面

動作環境は以下のとおり。

ハードウェア 富士通PCサーバ「PRIMERGY」
OS 管理サーバ Microsoft Windows Server 2008 R2
管理対象サーバ Microsoft Windows Server 2008 R2
Microsoft Windows Server 2008
Microsoft Windows Server 2003 R2
Red Hat Enterprise Linux 5(2010年度下期に対応予定)
対応仮想環境 VMware vSphere 4
Hyper-V 2.0(2010年度下期に対応予定)

価格は管理対象サーバ1つ当たり23万円(税別)。9月3日より出荷が開始される。