Freescale Semiconductorは、ZigBee RF4CEを搭載した民生電子機器向けSoCファミリ「MC1323x」を発表した。すでに一部の顧客向けにサンプル出荷を開始しているという。
同ファミリは、8ビットマイクロコントローラ「HCS08」、IEEE 802.15.4準拠トランシーバ、フラッシュメモリ、RAM、ならびに民生用電子機器向けに最適化されたペリフェラルを搭載しており、従来の赤外線(IR)機能および機器を直接サポートした上で、RF制御およびモニタリングを可能とする。
第1弾として3製品が用意、それぞれメモリサイズが異なっており、最上位デバイスは最大128KBのフラッシュ、8KBのRAM、ならびにUSB 2.0追加ペリフェラルを備えている。
また、すでにMC1323xを評価するためのソフトウェア、リファレンス・デザイン、ならびに開発キットが各種ハードウェア・プラットフォーム向けに用意されており、製品開発時には、各自のニーズに最適なハードウェアおよびソフトウェア・プラットフォームを選択することが可能となっている。