日立製作所は8月25日、PCサーバ「HA8000シリーズ」の中・大規模システム向けラックサーバ「HA8000/RS440」に、「ENERGY STAR適合モデル」や「ロングライフサポートモデル」を追加するなど、ラインアップの拡充を図ったことを発表した。
ENERGY STAR適合モデルは、電源効率が80%以上の基準を満たす製品に与えられる認証「80 PLUS GOLD認証」を取得した高効率電源の搭載に加え、装置の使用電力量や温度、プロセッサー使用率を測定・可視化することで、コンピュータの省電力規格「ENERGY STAR」に適合している。
ロングライフサポートモデルは、ハードウェア保守サービス期間を標準の5年間から2年延長した最長7年間まで提供するもの。
加えて、HA8000/RS440のオプションとして、遠隔地からシステム装置の画面操作を可能にするリモート管理機能が提供される。同機能により、管理者はハードウェアのメンテナンスやOSなどのバージョンアップデート作業を遠隔地から行えるようになるなど、運用管理の効率化が図られる。
ENERGY STAR適合モデルとロングライフサポートモデルの出荷は8月31日に開始される予定で、価格はそれぞれ295万2,600円から、175万1,400円からとなっている(いずれも税込)。