ジェイアール西日本コミュニケーションズが、JR大阪駅桜橋口近くの西部地下道「梅田バーチャルコリドー」において、42型ディスプレイを12面による大型デジタルサイネージ「Tall Vision」において、「美人時計」を、8月6日から12月31日までの期間限定で配信している。

これは、同社が、広告媒体としてのデジタルサイネージの可能性を検証するために、その第1弾のサービスとして実施しているもので、広告の合間に美人時計を表示し、駅構内を行く人たちに時刻を教える。

時刻が書かれたボードを持った女性の映像が毎分表示される「美人時計 大阪版」

画面上にはbijin-tokei Ver.OSAKAの表示も

今回の美人時計 大阪版は、デジタルサイネージを提供する大日本印刷のほか、美人時計および美人時計の大阪地区総代理店であるチアーズが共同で実施しているもので、駅構内での美人時計の配信は初めての試みとなる。配信時間は毎日午前7時から午後11時まで。

美人時計は、時刻の書かれたボードを持った女性の映像が毎分表示されるもので、男性版の「美男時計」をはじめ、さまざまなバージョンが用意されている。配信されている「美人時計 大阪版」では240人の女性が登場する。流れている広告の映像時間により、美人時計が表示されている時間は、毎分一定にはなっていない。

西部地下道「梅田バーチャルコリドー」は、立体的に見える映像が描かれた地下道で、人の目を楽しませるエリア。JRと阪神との接続などにも利用できることから、終日、人の通行が絶えない場所でもある。縦1.9メートル、横3.1メートルという大きな画面で表示される美人時計は、そのなかでもきわめて目立つ存在となっている。

「美人時計 大阪版」が設置されているのはJR大阪駅桜橋口近くの西部地下道「梅田バーチャルコリドー」

デジタルサイネージは大日本印刷の「Tall Vision」

240人の女性が登場。これは正午の表示

「美人時計 大阪版」が配信されているのは現在地と表示された場所から左側の位置

多くの人が行き交う地下道だ

西部地下道「梅田バーチャルコリドー」は、立体的な絵が人気