東京糸井重里事務所は8月18日、ほぼ日手帳の2011年度版を9月1日午前11時より発売開始することを発表した。スペシャルカバーとして、9月にデザイナー皆川明氏(ミナ ペルホネン)のファブリックカバーとアンリ・ベグラン氏の革カバーが販売されるほか、10月、11月、12月、2月もそれぞれ販売が行われる。
ほぼ日手帳とは、糸井重里氏が主宰しているほぼ日刊イトイ新聞から2002年に発売された手帳。「1日につき1ページを用意」、「1日ページの下に日々の言葉を掲載」、「手で押さえなくても180度開ける"糸がかり製本"を採用」、「手帳に適している紙"トモエリバー"を採用」といった特徴がある。
同手帳は毎年改善が重ねられているが、今年も同様だ。例えば、時間軸が30分刻みに変更されており、1時間の刻みの位置には点が、30分の位置には横線が加えられている。また、おまけページが改定され、リクルート「じゃらん」誌やプレジデント社「dancyu」誌とのコラボレーションも行われている。そのほか、カバーの内側のポケットの位置を中央にずらすことで、ポケットにたくさんモノを入れていても、使い始めの段階から「180度開く」ことを実感できるようになっている。
カバーの豊富さも同手帳の特徴だが、2011年版のカバーは全55種類となっている。今年も昨年と同様、スペシャルカバーが販売され、9月販売の皆川明氏とアンリ・ベグラン氏のバーのほか、10月は3年目を迎えたマキノコレクションのファブリックカバー、11月は吉田カバン(ポーター)とGEORGE、12月はディズニー、2月は4月はじまりのほぼ日手帳spring限定カバーが販売される。
11月のディズニーシリーズはミッキーとミニーをモチーフに4種類のカバーが販売される予定で、詳細は11月に発表される。