凸版印刷は8月13日、同社が推進する「ソーシャルプロジェクト研究会」が行った「環境意識と購買動向の調査」の結果を発表した。

同調査は、「エコと購買動向の関係性について把握する」ことを目的として行われたもので、サンプル数は全国の20~60歳以上の男女(男性:260、女性:260)計520となっている(調査期間は2010年6月11日~6月13日)。

今回の調査では、消費者が商品を購入する際に約7割が「商品によっては環境配慮を意識する」と回答したことがわかったほか、価格が同じ商品の場合は「環境配慮型の商品」よりも「好みのデザインの商品」を選ぶ人(約6割)の方が多いといったことが判明している。

一方で同調査では、「エコに貢献した実感」についてもアンケートを行っており、環境配慮型の商品を購入することよりも、「照明のスイッチをこまめに消す」や「簡易包装やレジ袋を断ったとき」(いずれも約8割の回答割合)といった自らの行動の方が、エコへの貢献を強く実感する要素として上位に位置付けられるといった傾向も判明した。

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