雑誌+DESIGNING、雑誌Web Designing、マイコミジャーナルの3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第48回は、映像クリエイターの青池良輔が登場。

青池良輔 プロフィール

アドビ「Flash」をメインに使用して活動する 映像クリエイター。 大阪芸術大学卒業後、カナダの映画製作会社に就職。クリエイティブディレクター職を経て、Flashアニメーション『CATMAN』にてデビュー。その後独立。Web、テレビ、モバイル等様々な媒体でオリジナル作品や、商業作品を発表する。オリジナル作品『Perestroika』では、アヌシー、オタワ、ザグレブ等多くの国際アニメーションフェスティバルで入選。カナダ在住。

Q&A

――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?

青池良輔(以下、青池)「17歳の時、映画を見まくっているうちに、根拠のない自信と希望で映画監督になろうと思い立ちました」

――これまでで一番思い入れのある仕事は? その理由や思い出を教えてください。

青池「『CATMAN』という始めて作ったFlashアニメーション作品。その作品でいきなり商業デビューでき、本数を重ねてゆくうちに、フジテレビでの本放送やDVD発売にまでこぎ着けたことでしょうか。その過程で、ウェブや映像関係等人脈や経験を得られた事」

『CATMAN』 D、AD:青池良輔

――この仕事を辞めようと思ったことはありますか? また、そのきっかけは何ですか?

青池「ないです」

――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?

青池「もっと上手くなる。もっと技術を習得する。もっと沢山作品を作る。もっとコンテンツを学ぶ。もっと物語を語る。もっと影響力のある仕事をする」

――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。

青池「ダニエル・アリホンの『映画の文法 実作品にみる撮影と編集の技法』。映像モンタージュの基本を初めて学んだ本。もう何回読んだかわからないです」

青池氏の愛読書の『ダニエルアリホン/映画の文法 実作品にみる撮影と編集の技法』

――尊敬している人を教えてください。

青池「勤勉な人、決断できる人、大舞台でふざけられる人、全て」

――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。

青池「仕事に集中していない時間、場所ならどこでも。または、アイデアを出す為に集中している仕事机」

――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?

青池「半日だけです」

――理想的なオフの過ごし方は?

青池「家族とアクティビティ」

――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。

青池「特にないです」

――お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?

青池「人と会わない時は、ほとんど飲まないですが、人と会うと、ただひたすらに飲みます」

――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?

青池「東京出張の時は、あらゆる人とできる限り飲むようにしています」(※カナダ在住のため)

作品紹介

『アロ恵』シリーズ
CL:森永/電通 D、AD:青池良輔

『創作番長クリエイタ』
CL:毎日コミュニケーションズ 執筆 作画担当