トレンドマイクロは8月10日、15歳以上の国内インターネットユーザーを対象に行ったインターネットの利用状況と意識に関するWebアンケート調査の結果を発表した。

それによると、「クラウド」「クラウドコンピューティング」という同単語を知らないと答えたユーザーが54.1%と半数以上に達した一方で、Webメール、地図サービス、動画サービスなど、様々な資源や情報をインターネット経由で利用できる、いわゆる"クラウドサービス"を利用した経験のあるユーザーは70%以上に上ったという。

「クラウド」という単語に対する認知度調査の結果

クラウドサービスの利用率に関しては若年層ほど高いという結果が出ており、Webメールでは10代/20代でそれぞれ90%、87.2%、動画サービスではともに90%以上が利用中となった。

外部に流出すると最も困る情報という設問では、20代以上の各世代で「銀行口座やカード番号」が1位。また、ウイルス感染の不安を問う設問では、20代/30代の半数以上が不安を感じているのに対し、40代以上は40%以下という結果になり、セキュリティに対する意識が世代によって違うことを明かしている。