NTTドコモは、同社の環境センサーネットワーク事業の新サービスとして、主に情報提供事業者を対象とした落雷情報の提供を8月10日より開始する。

同サービスでは、全国の20ヵ所に設置されたセンサーによって落雷位置のリアルタイム提供や落雷確率などの情報が提供される。センサーは半径約480km圏内の落雷を検知可能となっており、設置拠点は順次拡大される予定。

提供される落雷位置情報は、「対地雷」「雲間雷」といった極性の識別が可能で範囲を任意で特定できる。また、落雷確率予報は5段階(低~非常に高い)で表示され、1時間先までは10分単位、1~24時間先までは1時間単位での予報が可能となっている。

同サービスの提供エリアは沖縄や離島を除く全国で、データはCSV形式のファイル、またはWebブラウザへに表示する方法で提供される。

なお、8月10日のサービス開始時点で同サービスの導入が決まっている企業は、千葉銀行、東京海上日動火災保険、太平洋クラブ、日本気象、ウェザー・サービスの5社。提供先は「順次拡大予定」(NTTドコモ)とされている。

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