リコーは8月4日、ITサービス総合メニュー「ITKeeper」にの新たなラインアップとして、中堅・中小事業所向けに仮想化サーバの運用・保守をパッケージ化した「エンタープライズマネージドサービス 仮想化バリューパック」を販売すると発表した。

同サービスは、同社が100%出資するITサービスプロバイダーであるリコーテクノシステムズのカスタマーエンジニアが、顧客先に訪問してサーバの構成情報・稼働状況、エラーログなどを定期的に点検するというもの。障害発生時には、原因の切り分けからシステムの復旧支援までをワンストップで行う。

同パッケージは、「仮想化バリューパック BS(ブレード+ストレージ)」、「仮想化バリューパック RS(ラックマウント+ストレージ)」、「仮想化バリューパック NS(ノンストレージ)」、「仮想化バリューパック NSエントリー」という4つのモデルから構成される。

全モデルに共通の基本サービスとして、「管理サービス」、「定期点検サービス」、「ハードウエア個別運用サービス」、「障害切り分けサービス」、「障害復旧サービス」が提供される。さらに、オプションサービスとして、「ホストOS追加」、「ゲストOS追加」、「ファイル障害復旧サービス」、「監視サービス」、「運用代行サービス」が提供される。

各サービスの価格は次のとおり。

基本メニューモデル名 初期費 保守運用費(年額)
仮想化バリューパック BS(ブレード+ストレージ) 7万9,800円 99万8,000円
仮想化バリューパック RS(ラックマウント+ストレージ) 5万9,800円 69万8,000円
仮想化バリューパック NS(ノンストレージ) 49万9,800円 59万8,000円
仮想化バリューパック RS(ラックマウント+ストレージ) 29万9,800円 39万8,000円