富士通セミコンダクターは8月3日、岩手県が推進する「企業の森づくり活動」について同県と協定を締結し、森林保全活動を推進すると発表した。
今回の協定の対象となる森林は、岩手県千貫石森林公園内の一画(3.03ヘクタール)で、対象期間は2010年8月3日~2015年3月31日となっている。岩手県における県有地を活用した同協定の締結は県内で初となるという。
同社はこの一画を「富士通グループ・イーハトーブ 星降る森」と命名し、2010年10月頃から社員のボランティアによる除伐や枝打ち、野外活動、森林環境学習の場として活用する。
この取り組みは、富士通グループが中期経営計画の1つとして掲げている「生物多様性の保全」を目的とした環境社会貢献活動の一環として位置付けられており、ボランティアには富士通セミコンダクター岩手工場の社員のほか、同県内の富士通グループ社員も参加する。