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Firefox 4.0へ向けた最新ベータ版、Firefox 4 Beta 2が公開された。Mozillaは数週間という短い周期でベータ版のリリースを繰り返し、2010年末での正式版リリースを目指している。Firefox 4 Beta 2における主な新機能は次のとおり。

  • アプリケーションタブの導入。
  • WindowsおよびMac OS XではTabs on topデザインをデフォルトUIに設定。
  • ページレンダリング速度の大幅な改善。Retainedレイヤと呼ばれるレイヤを導入し、ページレンダリング速度やスクロールの滑らかさの向上を実現している。
  • CSS3トランスフォーム中のCSS3トランジッションのサポート。
  • XPCOMフレームワークの変更によるFirefox起動時間の高速化。

通常のタブ

アプリタブへ変更した場合

タブの上で右クリックして「Make into App Tab」を選択 - ノーマルタブをアプリタブへ変更

タブの上で右クリックして「Make into Normal Tab」を選択 - アプリタブをノーマルタブへ変更

Firefox 4 Beta 2は24の言語に対応しているが日本語は対象外。日本語ローカライズスタッフが不足していることもあるが、Firefox 4はUIの変更が多いためこの段階で日本語ローカライズを開始すると変更追従などより多くの作業が発生してしまうためだとMozilla Developer Street (modest)に説明がある。日本語版の作成はBeta 5あたりを予定しているという。