情報通信研究機構(NICT)と民間企業9社(F5ネットワークスジャパン、KDDI、ソフトバンクBB、タレスジャパン、日本電信電話、バッファロー、パロアルトネットワークス、ブロケード コミュニケーションズ システムズ、マイクロソフト)は7月28日、IPv6の安全性や相互運用性の向上などを目的とした「IPv6技術検証協議会」を同日付で設立したことを発表した。
同協議会の主な目的は、セキュリティ分野の技術検証推進によってIPv6環境における安心かつ安定したIT環境の実現を目指すこととされている。
セキュリティ上の問題の研究はNICTが行い、これに対して協議会会員企業がソリューションや製品をマイクロソフト大手町テクノロジーセンターに持ち寄って検証を実施することが同協議会の主な活動内容となる。検証時に確認された問題については、協議会会員企業間で情報が共有される。
同協議会は今後、IPv6に関連する他の企業や団体からの参画についても幅広く募るとしている。
IPv6技術検証協議会のメンバー |