Googleは7月27日、ヤフーに対してGoogleの検索技術をライセンス提供することを発表した。ヤフーはYahoo! JAPANのサイト上でカスタマイズしたGoogle検索エンジンを同社のユーザに提供し、一方でGoogleはオークションやショッピング、知恵袋といったコンテンツをGoogleの日本語検索結果に加えることになる。

今回の提携により、ヤフーはGoogleの検索エンジンのほか、Googleの検索連動型広告配信プラットフォームの提供も受ける。両社の広告主および広告のデータは完全に分離して保持されるという。

Googleは2001年から2004年にかけてヤフーに対して検索エンジン技術を提供していたが、6年ぶりのサービス再提供となる。

Googleとヤフーは、これまで通り検索サービスと広告サービスを展開する事業者として独立に存在し、日本市場において引き続き競争関係にあることを表明している。