Panda Securityの日本法人であるPS Japanは7月26日、企業のエンドポイント向けクラウド型セキュリティソリューション「Panda Cloud Office Protection」の最新版「バージョン5.04.50」をリリースした。
新機能の目玉としては、Windows Live Mailに保存されたメールのスキャンとOffice 2010 との互換性が挙げられる。また、未知のマルウェアからの感染を防ぐ新たなヒューリスティックテクノロジーも取り入れているため、マルウェアを検出した際にユーザーがオフラインだったり(識別するプロセスはクラウドで行われる)、マルウェアが新種だったりしても、それらをブロックすることができる。
この新たなヒューリスティックエンジンは、Panda Securityが開発した検出アルゴリズムによって、ファイルを「疑わしいもの」と分類するだけでなく、直接マルウェアまたはグッドウェアとして分類することが可能だ。
同サービスは単体またはPanda Cloud Protection スイート(日本未発売)の一部として提供・販売される。提供は最低5ライセンスから行われ、認定パートナー経由の年間ライセンスは1エンドポイント当たり年間3,000円から、月額課金の場合は1エンドポイント当たり250円となっている。既存のユーザーは無償で新バージョンへ移行される。