Microchip Technologyは、「dsPIC33F」および「PIC24H」を搭載する開発ボード「Microstick」を発表した。
Microstickは20mm×76mmのコンパクトサイズを実現、PIC24H 16bit MCUもしくはdsPIC33F DSCs(Digital SIgnale Controllers)を搭載しているほか、USBプログラマ/デバッガを搭載する。単独で利用することも、開発ボードと組み合わせることも可能である。また教育機関あるいは学生向けには25%の割引も行われる。
Microstickは低価格の16bit MCUをデバッグ環境込みで探している多くのエンジニアや教育機関/学生のみならず、ホビー向けにも最適のソリューションであり、また既存のMCUとの置き換えも容易であると同社では説明している。
Microstickに搭載されるのは、16bit MCUの「PIC24HJ64GP502」と、DSP/MCUの両方の能力を持つ「dsPIC33FJ64MC802」。同社が無償提供しているMPLAB IDEとソフトウェアライブラリでサポートされるほか、dsPIC33FについてはMicrochipが無償デモ版として提供するMATLAB/SimulinkのDevice Blocksetも利用でき、シームレスにMPLAB IDEから利用することができる。
なお、dSPIC33FとPIC24Hを搭載するMicrostickは1個24.99ドルですでに入手可能となっている。