Microchip Technologyは、Cymbetと共同で開発したエネルギー収集アプリケーション向け開発キットを発表した。
同キットにはMicrochipのXLP 16bit MCUである「PIC24F16KA102」が用いられており、またPICtailドータボードを利用しての評価が可能となっているほか、ZigBeeを含む各種のワイヤレス接続やSDメモリカードインタフェースも含まれている。さらに、CymbetのEnerChip EH Eval-08太陽光エネルギー収集ボードが含まれ、ここから取得したエネルギーを最低限のロスで2次電池に収集することが出来る。
電源状態や蓄電状態はMicrochipとCymbetが共同開発したソフトウェアアルゴリズムにより取得され、その状態はUSB接続でPC側で取得することが出来る。こうしたアプリケーションのファームウェアは、PICkit 3経由でPC側で開発することができる。
なお、同キットは195ドルですでに入手可能であり、現在Digi-Keyにて販売されている。