ソフトバンクテレコムは7月21日 、企業向けクラウドコンピューティングサービス「ホワイトクラウド」において、セキュアなデスクトップ環境をクラウド型で提供する「ホワイトクラウド デスクトップサービス」の提供を10月より開始すると発表した。

同サービスは、仮想化技術を用いてネットワーク経由でデスクトップの画像を配信するシンクライアント型のサービス。VPN接続や閉域網などのセキュアな環境下から、データセンター内のサーバ上に利用者ごとに割り当てられた仮想マシンにアクセスし、必要なデータはすべてサーバ上に格納されているため、セキュリティが強化される。

PCのほか、iPhoneやiPadなどのモバイルデバイスからも、同サービスにアクセスすることができる。

標準では、1クライアント当たりのハードウェアの容量は1OGBだが、5GB単位で追加することが可能。メモリの容量は購入するデスクトップパックの数量によって異なる。オプションとして、ウイルスチェック、OSパッチ適用、バックアップ、ネットワークオプションが用意されている。

料金は、50デスクトップパック(利用期間5年)の場合、月額13万1,250円(1デスクトップ当たり月額2,625円)となっている。

ホワイトクラウド デスクトップサービスの利用イメージ