雑誌『+DESIGNING』、雑誌『Web Designing』、『マイコミジャーナル』の3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第37回は、Twitterアクセスサービス「モバツイ」をひとりで開発したエンジニア/プロデューサーの藤川真一が登場。

藤川真一プロフィール

ベンチャーでWebの受託開発、動画CMSの開発責任者を経験した後、Webサービスに従事するためにpaperboy&co.に転職。ショッピングモール「カラメル」のプロデューサーの傍ら、個人でモバツイッターを開発、運営し、2010年に独立し想創社設立。想創社は「想いを創る会社」で入力できます。モバツイッターは、忘年会議2009の「究極のウェブ」ランキング1位、2009年Open Web AwardのBest Mobile Based Twitter App部門で1位に選ばれました。個人blogはこちら。

Q&A

――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?

藤川真一(以下、藤川)「Web業界に来たのは、27歳の時。きっかけは、製品開発の仕事でHTMLを触ったら全く理解できなかったので、デジハリに通ったのがきっかけ」

――これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。

藤川「モバツイの開発。サーバの運用から、サービスの開発を全部ひとりでできたのは大きかったです。昨年いただいた、mashableのOpenWebAwardsのBest Mobile Based Twitter Appや、忘年会議の『究極のウェブ』ランキング1位は、全く予想外でした。共に投票で決まったものなので、評価していただいていると言う面が、とても嬉しかったです」

モバツイ
CL:自社サービス / P、PG:藤川真一

――この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?

藤川「モバツイに関しては、twitterのサードパーティに対する方針が 見えなくなった時はちょっと考えました。ツイッター社と共にハッピーになっていくことがサードパーティサービスの前提条件だと思っております」

――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?

藤川「自社でコミュニティを作る事業」

――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。

藤川「携帯電話、auのmisora。iPhoneよりも心の距離が近いと思います」

藤川氏愛用のauのmisora

――尊敬している人を教えてください。

藤川「組織を作っている社長を尊敬し、twitterではフォローさせていただいて勉強させていただいております」

――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。

藤川「食事、犬の散歩中。電車の中」

――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?

藤川「ない」

――理想的なオフの過ごし方は?

藤川「旅行に行きたい」

――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。

藤川「twitter。学生時代のパソコン通信以来にハマっています」

――お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?

藤川「2~3日。飲む量は、人並みですね」

――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?

藤川「奥さん」

作品紹介

左:セミッター
CL:自社サービス / P、PG:藤川真一
右:kikimimi Widget
CL:自社サービス、ソフトバンクモバイル / P、PG:藤川真一