ライブドアは7月15日、位置情報共有サービス「ロケタッチ」をオープンしたと発表した。

ロケタッチは、外出情報を記録/共有する位置情報共有サービス。単に場所を記録するだけでなく、現在地周辺のモノも画面上にリストアップされる点が大きな特徴。選択する操作は「タッチ」と呼ばれており、同じアイテムへのタッチ回数が増えるにつれて地図上のアイコンが大きくなったり、「よくいきましたシール」がもらえたりするほか、タッチした時間帯によって特殊なシールがもらえることもあるという。

ロケタッチは「小学生の世界」というコンセプトの基に開発された。ライブドアでは、その世界観について、「子供の頃に自分だけの手書きの地図を作ったり、シール集めをしていた頃のようなワクワク感を取り入れた」と説明している。友人/知人と地図を共有することも可能なため、行きつけの飲食店などを共有するといった使い方も提案されている。

コアターゲットは、「スマートフォンを所持するなど、新しいものに興味があり、外出/訪問履歴を積極的に公開する、インターネット利用に慣れた20代~40代の男女のユーザー」とされ、年内で約3万人の利用者獲得を想定しているという。

現在利用できるのは、タッチ操作が行えるスマートフォンからのみ。通常の携帯電話には今後対応していく予定。また、現在のところWebブラウザからの利用にのみ対応しているが、今夏にはiPhone / Android端末向けの専用アプリケーションも提供される。さらに、今後の展開として、リアルプロモーションや飲食店/ショップとの連動も考えているという。