米Googleは7月13日(現地時間)、高速光ファイバを敷設して地域コミュニティをブロードバンド化する実験プロジェクト「Fiber for Communities」について、この進捗状況を逐次確認できる専用サイト「FiberforCommunities.com」を立ち上げた。

同プロジェクトの発表は今年2月にさかのぼる。過去数カ月にわたってプロジェクトへの参加意向を調査した結果、1,100のコミュニティからGoogleのRFI(情報提供依頼)に対する返答があったほか、全米を通して個人から20万件近いリクエストが届いていたという。Googleでは、今回のプロジェクトを通して「人々がより良く高速なインターネットアクセスに飢えている」ことがわかったとコメントしており、こうした情報共有や、政府/地方に対する意見表明を通しての全米規模での光ファイバ施設の推進などを目指して、今回の専用サイトを立ち上げたと説明する。

また今回参加表明したすべてのコミュニティや個人に謝意を示すため、Googleでは下のようなYouTubeビデオを用意している。なお、今回のプロジェクトで光ファイバが敷設されるコミュニティの具体的な名前は今年末までに発表される計画だ。