CSKシステムズは7月15日、製造実行を支援する工場向け製品・サービス群「製造実行支援シリーズ」に、「RFID保全実績収集」を追加したことを発表。同日より販売を開始した。
同社によると、「工場現場では人手不足などによって計画的な予防保全が実施できずに設備故障が発生するケースが見受けられる」とのことだが、同システムではRFIDとハンディターミナルの組み合わせなどにより、保全対象の設備を迅速に把握し、実績管理を行えるようにする。
具体的には、各設備にRFIDを付けて「RFID 保全実績収集」システムに登録し、ハンディターミナルを使って該当設備が保全対象かどうかを照合・確認し保全を実施する仕組みとなる。また、保全実績の一部は自動収集されるため、実績の記録も容易になるという。
「RFID 保全実績収集」の価格は220万円(税別)で、これには「UHF帯RFID・ハンディターミナル」1台と「UHF帯RFタグ(金属・耐熱対応)」500枚、RFIDアプリケーションプラットフォーム「RFID ShareServer Enterprise」と「RFID 保全実績収集」ソフトウェアのライセンスが1つ(1サーバ、5デバイス)ずつ含まれる。