アドビ システムズは、2010年8月24日と25日の2日間、東京 新宿の工学院大学にて開催されるテクニカルコミュニケーションシンポジウム2010(主催:一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 後援:経済産業省)において、「Adobe Creative Suite 5 Design Premium」および各構成製品が、取扱説明書をはじめとする多様な「使用説明」の制作現場にもたらすインパクトと効果について発表する。
「使用説明」とは、製品やサービスの安全で正しい使用法を伝え、活用法や保守の方法など様々な情報を総称する概念のこと。近年、使用説明の伝達媒体は多様化し、印刷媒体の取扱説明書に加え、製品のユーザーインタフェースと一体化して提供される組込メッセージや、Webサイトの製品情報なども重要視されるようになっている。Adobe CS5 Design Premiumおよび各構成製品は、画像、テキストに加え、アニメーション、ビデオ、オーディオなどを駆使したインタラクティブコンテンツを作成できることを新たな特長としている。アドビによると、同製品に搭載された機能により、使用説明の制作現場では従来の制作ワークフローや制作ルールのままで、紙以外の媒体に向けたコンテンツの制作が可能となり、制作ノウハウの継承という点でも大きなメリットを生み出すことになるとのこと。
また、CS5により同一の文書データをマルチコンテンツにも展開しやすくなり、制作コストの上昇を伴う電子マニュアルや製品組込型の操作支援情報開発においても、利点となり得るとアドビではしている。
アドビ システムズは、2010年10月7日と8日の2日間にわたり、京都市の京都テルサで開催されるテクニカルコミュニケーションシンポジウム2010においても、同様の発表を行う予定。