日立システムアンドサービスは7月14日、ネットワークへの不正接続を防止するソフトウェア「オープンネット・ガード」の最新版「Ver4.1」の販売を7月15日から開始すると発表した。同製品は、日本シー・エー・ディーが開発した不正接続を検知し遮断できるアプライアンス製品「IntraGuardian2」との連携機能が追加されている。
オープンネット・ガードは、既存のネットワーク機器(ルータやレイヤ3のスイッチ)のARP情報を参照して不正機器を発見し、2種類の方法で遮断する。その方法とは、「ジュニパーネットワークスのファイアウォール製品をネットワークの要所に設置して集約的に遮断する方法」と「ソフトクリエイトの「L2Blocker」センサを遮断したいセグメントに設置して遮断する方法」だ。
認証スイッチなどでは不正な機器をネットワークから遮断しているが、IntraGuardian2を用いることで、ネットワークに接続することなく各セグメントで不正な機器に対して妨害パケットを送出して遮断することが可能になる。
価格は、オープンネット・ガードVer4.1 (エンタープライズ版)が124万円から、IntraGuardian2 (1台)が5万9800円からとなっている(いずれも税込)。
オープンネット・ガード Ver4.1とIntraGuardian2の連携イメージ |