博報堂は7月13日、同社の全社員を対象として、デジタル領域の統合マーケティング提案力を強化するための人材育成プログラム「博報堂デジタルスクール」を今月より開講すると発表した。

同スクールの内容は、講義形式の基礎力養成から実践的なトレーニングプログラム、ワークショップなどとされており、運用期間は2年間。同社はこのプログラムによって、「デジタルマーケティングプロデューサー」を約1200名育成するとしている。

同社は「広告事業を取り巻くビジネス環境の変化」を背景とし、「次世代型統合ソリューションを実践していくためには、核となるデジタルマーケティング全体を設計できる人材の育成が急務」と判断し、同プログラムを実施することになった。

また同社は、同プログラムの実施にあわせて社内留学(デジタル領域専門ユニットでの研修)やソリューション体制の整備、サービスや事業の開発を行い、提案力の強化・拡大を図る。