富士通と米マイクロソフトは7月13日(米国時間 7月12日)、マイクロソフトのクラウドサービス「Windows Azure」について、富士通が同サービスの基盤を利用したサービス展開を世界規模で実施することに関し、協業を推進することで合意したと正式に発表した。
富士通は今後、国内外で運営する同社のデータセンターにマイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Windows Azure platform」の環境を構築。同基盤を利用した富士通独自のクラウドサービスを国内外に向けて展開する。
現在マイクロソフトは「Windows Azure platform」を自社データセンターから提供しているが、今回の協業により、富士通ブランドでの「Windows Azure platform」を活用したサービス展開が世界規模で実施されることになる。
両社は今後共同でマーケティング活動を行うほか、マイクロソフトの育成プログラムに基づき、富士通グループにおいて「Windows Azure platform」の技術者を5,000名以上育成する。