ノベルは7月9日、ログ管理製品「Novell Sentinel Log Manager」の最新版「1.1」を発表した。同製品の新機能は、ソフトウェアアプライアンス形式としてリリースされた点、ユニバーサル検索機能など。

ソフトウェアアプライアンスとは、アプリケーション・ミドルウェア・OSを統合し、業界標準のハードウェア上で実装できるようカスタマイズしたもの。そのため、導入が簡単で時間もかからない。アプライアンス化はWebベースのアプライアンス構築ソリューション「SUSE Studio」によって行われている。

同製品はユニバーサル検索機能とインテリジェントアセットトラッキングが新たに追加されている。コンプライアンス管理やフォレンジックス調査などを目的に、複数のSentinelサーバに対する検索を同時に可能することで、イベントデータへアクセスする複雑さが軽減されている。

加えて、テンプレートの拡張、ロールベースのレポート・ログへのアクセス強化がなされている。

動作環境は、CPUとしてインテル XeonプロセッサかAMD Opteronが、OSとしてSUSE Linux Enterprise Server 11(64ビット版)が動作するサーバ。価格は個別見積りとなっている。