日立製作所は7月9日、科学技術計算分野向けサーバ「SR16000シリーズ」の新モデル「SR16000 モデル XM1」(以下、XM1)を追加すると発表した。
XM1ではプロセッサーにIBMのPOWER7を搭載。消費電力あたりの性能は、従来モデル「SR16000 モデルL1」の約4.6倍となる433MFLOPS/ワットを実現している。
1ノードあたりのプロセッサー数は4個、メモリは最大256GBまで搭載可能。最大接続ノード数は512で、最大構成時の理論ピーク性能は432TFLOPSとなり、従来モデルの約2倍を実現している。
OSはAIX。デフォルトの冷却方式は空冷だが、高効率熱交換水冷リアドアもオプション提供している。
価格は個別見積り。7月12日から販売が始まり、11月1日より出荷が開始される。