Bluetooth Special Interest Group(SIG)は7月6日(米国時間)、低エネルギー機能を装備したBluetooth v4.0を正式に採用。同採用プロセスの最終ステップとして、Bluetooth SIG認証プログラムが開始されたことを発表した。
Bluetooth v4.0は、主要機能として低消費電力技術であるBluetooth low energy(LE)を採用している。同技術の特長は以下のとおり。
- ピーク、平均、アイドルモード時の消費電力が極めて低い
- 標準のボタン電池で数年間の動作が可能
- 低コスト
- マルチベンダ相互運用性
- 広い到達範囲
Bluetooth LEを活用することで、Bluetoothは適用範囲を拡大することが可能となり、従来よりも省電力性が要求されるアプリケーションなどでの活用が可能となる。このため、Bluetooth SIGでは、ボタン電池による小型センサタイプの機器と携帯端末などの架け橋ができるようになることから、より巨大な市場が形成されることを期待するとしている。