キヤノンは、複合機「imageRUNNER ADVANCE」シリーズの新製品として、コンパクトモデルのカラー機「C2000シリーズ」2機種4モデルを10月上旬より、シリーズ初のモノクロ機「6000シリーズ」3機種を8月上旬より、それぞれ発売する。価格は、「C2000シリーズ」が105万円(税別)~、「6000シリーズ」が250万円(税別)~。

業界最小クラスのコンパクトさを誇る「C2000シリーズ」

imageRUNNER ADVANCE C2030F

「C2000シリーズ」は、毎分30~20枚(A4ヨコ)の出力速度を持つA3対応のカラー機。幅565mm×奥行き650mm(C2030/C2020)というコンパクトさで業界最小クラスの設置スペースを実現したほか、起動時間は30秒以下、スリープからの復帰時間は10秒以下に短縮。上位機種の操作体系を踏襲しており、頻繁に利用する機能の操作ボタンを個人専用のメニューに配置することで作業効率を向上させられる。

発売されるのは2機種4モデルで、A4/B5サイズの連続複写が毎分30枚の「C2030/C2030F」と、同じく毎分20枚の「C2020/C2020F」がある。「C2030F/C2020F」ではスキャナ・ファクス・自動原稿送り・HDDが標準装備で、「C2030/C2020」ではこれらがオプションとなる。

解像度は1,200×1,200dpiまたは9,600dpi相当×600dpi。階調は256階調。本体サイズは、「C2030/C2020」がW565×D650×H791mm。「C2030F/C2020F」がW565×D680×H928mm。価格は、「C2030F」が165万円(税別)、「C2030」が135万円(税別)、「C2020F」が135万円(税別)、「C2020」が105万円(税別)。

シリーズ初のモノクロ機「6000シリーズ」

imageRUNNER ADVANCE 6075

「6000シリーズ」は、毎分70~55枚(A4ヨコ)の出力スピードを持つA3対応のモノクロ機。1つの印刷指示で2台の機器から同時に出力できる「重連コピー」機能に対応しており、大量のコピーも処理を分散させて作業時間を半減できる。

発売されるのは、出力速度が毎分75枚の「6075」、毎分65枚の「6065」、毎分55枚の「6055」の3機種。3機種とも、解像度は1,200×1,200dpiで、階調は256階調。本体サイズは、W645×D770×H1,220mm。価格は、「6075」が310万円(税別)、「6065」が280万円(税別)、「6055」が250万円(税別)。価格はいずれも、本体と「マルチカラーイメージリーダーユニット・C1」セット時のもの。